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若き担い手の誕生願って

新見市地域おこし協力隊として活動

(平成28年11月1週号 診療所だより)


201611_1 増田祐太さん(23)は、新見市地域おこし協力隊として、今年4月から井倉牧場(小川軍紀さん=76歳、鶴恵さん=75歳が運営)で勤務している。
 牧場勤務に携わるきっかけについて「以前ツーリングで新見市を訪れて千屋牛を食べた時、とてもおいしかった。以前から畜産には興味があり、さまざまな情報から新見市が地域おこし協力隊を募集しているのを知り、勤務していた大阪市の会社を退職し、応募した」と話す。
 増田さんは「井倉牧場には和牛成牛80頭、育成牛50頭、補育牛30頭ほどが飼養されており、各ステージごとにおける牛の飼養管理を学ぶことができ、大変勉強になる。毎日が楽しく、充実している」と実際に勤務した感想を話す。
 将来的には、新見市の畜産業界に勤務したいと考えている増田さん。牧場主の小川さんは「新見市の畜産業界は高齢化が進み衰退している。増田君が若い担い手として活躍してもらえば」と話す。