農業共済新聞
念願の自家産牛乳販売へ
観光牧場・アイスに続き 念願の自家産牛乳販売へ
(平成30年7月1週号 短信)
【岡山支局】岡山市北区にある安富牧場は、成乳牛約60頭を飼育する傍ら、観光牧場としても親しまれている。ジェラートやソフトクリームを製造・販売するほか、今年は新たなメニューが加わることになった。
アイスクリームの販売を始めて今年で20年の節目となり、安富正史会長(69)と安富照人社長(44)の長年の夢だった100%自家産の牛乳の販売を始めることを決めた。
牛乳の販売は、安富会長がアイスクリームの販売を始める前から構想しており、やっとその思いが現実のものとなる。
殺菌方法は、賞味期限がある程度確保できて飲みやすいものをと、80度20分の中温殺菌を選択した。
安富社長は「さまざまな乳製品の6次産業がある中で、牛乳そのものの販売というのは少し特別なものがあると思う。生産面も今まで以上に気を引き締めて頑張っていきたい」と話す。
現時点では、今夏から直営店だけでの販売を目指している。
(齋藤)