「検見」というのは毛見とも呼ばれ、主として組合等の悉皆調査で行われている評価方法で、収穫期に損害評価員が圃場の周辺および内部を見回り、品種、被害の種類・程度、肥培管理の状況、穂数、着粒数、稔実状況などを、肉眼や手の感触によって収穫量を見積もる方法です。評価に先だっては災害の種類、被害の程度、品種などを考慮して組合等で標準筆を設定し、これについて実測を行って検見と比べるなどして評価眼を統一し、技術の向上が図られています。
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