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ニホンハッカ「真美緑」

多彩な加工品開発 地域おこしの核に

(平成28年6月2週号 短信)


201606_2 半世紀も前に矢掛町で栽培されていたニホンハッカ品種の子孫が偶然発見され、地元の農産物として復活。「真美緑」として商標登録されたこのハッカにちなんだ加工品が開発されている。
 「歴史的にも矢掛町と縁があるニホンハッカを地元の宝として今後も地域おこしを進め、若者の就労促進・定住化へもつなげたい。そして、わが町、矢掛町を元気にしたい」と話すのは、このニホンハッカを河川敷で発見した、地元ケーブルテレビ・矢掛放送の渡辺真社長。
 今では同町内600平方㍍の休耕地を利用して栽培されている。収穫後は茶、飴(商標名は「未知夢」)、ジェラート、せんべい、焼酎(ゆずミント、みかんミント)などさまざまな商品が開発され、これら商品は、同町内だけでなく同町を訪れる多くの人を、香りと味で癒やしている。